日本で二番目に短い紀州鉄道に乗る

和歌山県御坊市に出張。
JR西日本の紀州本線・特急くろしおに乗り、御坊駅で下車。

御坊駅からは紀州鉄道線が走ってます。

「紀州鉄道は車内精算です。ホーム左側の０番のりばへお越し下さい。」と改札上に表示が…。
改札口はJRと同じで、紀州鉄道線は車内精算なので、駅員に紀州鉄道に乗る旨を説明したら、そのまま入場することができました。

御坊駅と西御坊駅間の停車駅は5駅のみで、距離も2.7kmと日本で二番目に短い鉄道です。



なお、一番短い鉄道は千葉県にある芝山鉄道で、営業キロは0.5km短い2.2kmです。

JR御坊駅の改札を入って左手に行くと０番線に1両編成の気動車が停まっています

誰もいない車内。

もっともJRからの乗り換えで、この後、10名程度の乗客が乗り込んで来ましたが…

約８分で終点の西御坊駅に到着。車内で片道180円を料金箱に入れて下車。

西御坊駅には「（旧）御坊臨港鉄道 日本一短いローカル私鉄 2.7km 紀州鉄道」の看板もあります。

昔は御坊臨港鉄道という名称だったので、今でも「りんこう」と呼んでいる人もいるとのことです。

終点の手前にも線路があります。

1989年まで、この西御坊駅から先の日高川駅までの0.7kmを走っていました。

廃線跡が今でもほぼそのまま残されています。